ありのままの自分を受け入れてくれる女性を、出会い系で見つけられた

モテるタイプとは程遠い僕は高校を卒業するまで彼女が出来たことが無く、期待していた大学生活でも彼女が出来そうな雰囲気は全くなく、あっという間に大学に入学してから2年が経ち、ハタチの誕生日を迎えていました。なんとしてでもハタチの間に女性と関係を持ちたいという気持ちが強く、出会い系サイトを利用する決断を下しました。

モテるということをアピールしたほうが女の子にウケるだろうと考え、自己紹介にはいかにもリア充が書きそうなことを書いて、過剰にモテアピールをした上で自分好みのルックスの女の子に毎日のようにメールを送っていましたが、返事が来ることはありませんでした。

それでもめげずに地味そうな女の子を見つけ、この子ならいけるだろうと思ってメールを送ってみた結果、返事をもらうことができ、アドレスの交換まであと少しというところまで行ったのですが、「実は女性経験が無いんだ」というようなことを生真面目に伝えたところ、「そんな嘘を付いているような人とはこれ以上話したくない」と言われてしまい、考え方の甘さや己の悪の部分を痛感し、反省させられました。

それを機にプロフィールにはありのままを記すようにし、なるべく多くの人の目に留まろうと頻繁に更新を繰り返すと、その効果が少しずつ現れ、メールの受信には至らないまでもアクセス数は徐々に増えるようになっていました。

手応えを感じ始めていたある夜、とうとう念願の女性からのメールを受信することができました。「毎日更新して必死だね」という内容だったので、冷やかしなのかなと思いながらもポジティブな返事を送ると、本格的に僕に興味を持ってくれたらしく、アドレスの交換を切り出してみると、意外にもLINEのIDを教えてくれました。

この女の子の名前はリサさんです。僕よりも4つ年上の24歳で、コンビニでアルバイトをしているということでした。外見はいわゆるギャルで、目がクリっとしている金髪の今どきの女の子という印象です。メールでの言葉遣いもギャルらしい感じで、どちらかと言えば大人しいタイプの人と交友関係を持つことが多い僕にとっては新鮮でした。お互いの家までは電車で1時間以上離れていますが、僕の通学している大学とリサさんのバイト先が近かったため、話が盛り上がりました。

大きな動きがあったのはメールを開始した三日後のことでした。リサさんのほうから食事に誘ってくれて、その次の日に中目黒で食事をすることになりました。駅前に現れたリサさんは、思っていた通りのギャルらしい服装でした。胸はそれほど大きいというわけではなさそうですが、形を強調したトップスにミニスカートという格好。対する僕はチェック柄のシャツにジーパンで、リサさんからは真面目に見えたらしく「ほんとに遊んでないんだね」と笑われてしまいました。

自己紹介をしながら駅から歩いて数分のイタリアンバルに向かい、お互いにシャンパンやワインを飲みながら食事を開始。個室ということもあって会話が弾み、リサさんは下ネタも積極的に口にするほどノリノリで、楽しんでくれているように見えました。お店を出たのは21時という良い時間帯でしたが、出会っていきなりというのは失礼だし、嫌われたくないという思いから解散することを宣言すると、リサさんは別れ際に少し寂しそうな声で「健全だね」と苦笑いを浮かべていました。

帰りの電車の中で、僕は猛省していました。リサさんにとって「健全」という言葉は精一杯の意思表示だと気付きましたし、そもそもこの日のデートを提案してくれたのもリサさんでした。僕自身にだって欲はありますし、リサさんを尊重するつもりがむしろ傷付けたのではないかと感じ、すぐにメールを送って「明日も会いたい」と伝えました。いつもは既読が付いてからすぐに返信が来るのに、その日は1時間経ってもリアクションがなく、生きた心地がしませんでしたが、結果的には「いいよ」という返事を貰うことができました。

翌日、これが最後のチャンスだと自分に言い聞かせ、今度は合流した直後に「ホテルに行ってくれない?」と誘ってみると、リサさんは少し驚いた表情を見せ、次の瞬間には「もうホント、極端なんだよ!」と笑い、僕の手を引いて歩き出しました。

この日の待ち合わせ場所は恵比寿だったため、周辺には複数のラブホテルがあり、そのうちの一つにリサさんと入ることができました。緊張する僕を尻目にリサさんは伸び伸びと楽しんでいるようで、一夜で多くのことを学ばせてくれました。

セックスを終えた後、ベッドの上で勢いで「付き合ってくれない?」と言ってみたのですが、残念ながらこれは断られてしまいました。僕としては、セックスまでしたんだから彼女になってくれるだろうと思っていたのですが、どうやらリサさんの考え方は違っていたようでした。しかし今でもセフレのような関係はそのまま続いていて、セックスと無関係なデートもたまに行っています。